もしあなたが、ヨガは一つしかないと思っていたら、考え直してみてください。ヨギ(ヨガをする人)もそうでない人も、ヨガには人によって最適なスタイルがあります。様々なスタイルのヨガについて学ぶと、どれが自分に合ったヨガなのか決めるのに役立ちますよ。ナマステ!
こちらでご紹介するヨガは、あなたに最適なものであることをお約束するものではありませんが、地域のヨガスタジオで見つけやすいと思われるものです。ヨガはインドやバリまで行かなくてもできますよ:)
1. ハタヨガ(ハサヨガ)
意味: “力(ちから)のヨガ”
ハタヨガは、程よいストレッチを必要とする方に最適です。
ヨガ経験者でなくても、「ハタヨガ」という言葉は耳にしたことがあるでしょう。ハタヨガは6つあるヨガの種類の一つで、あらゆるヨガの要素を含んでおり、ストレスによる自律神経の乱れやバランスを整える効果があります。ゆったりとした動きを基本に、呼吸を意識しながら自分の体と心に向き合います。
2. ヴィンヤサヨガ
意味: “特別な方法でポーズをとる”
ヴィンヤサヨガは、たくさん体を動かしたい方に最適です。
動きと流れがベースのヴィンヤサヨガは、 連続してポーズを取っていく運動量の多いスタイルのヨガです。呼吸に乗せて流れるように休みなくポーズ(アーサナ)を取っていくことで運動量が多くなり、高い引き締め効果とリフレッシュ効果が期待できます。
3. ビクラムヨガ
意味: インド出身のアメリカ人ヨガ講師、ビクラム チョードリー氏にちなんで
ビクラムヨガは、汗をかきたい方、いえ、思いっきり汗を流したい方に最適です。
今までで経験した一番暑い部屋を想像してください。エアコンなし、窓は閉まったまま、とにかく汗が出る、でもとても穏やかな雰囲気の中で。もしあなたが、日常生活で一貫性を求めるタイプならビクラムヨガはぴったりです。室温40度、湿度40%以上の部屋で、26種類のポーズと2種類の呼吸法を行います。あ、90分間行うって言いましたっけ?とても運動量が多く、たくさん汗をかくヨガで、もしあなたがハタヨガやヴィンヤサヨガをまだ試してない場合は、この暑い部屋に足を踏み入れる前に、ぜひそちらを先にトライしてください。マジで。
4. アシュタンガヨガ
意味: “八本の枝(八支則)のヨガ”
アシュタンガヨガは、体をしっかり動かして体幹を鍛えたい方に最適です。
アシュタンガヨガは運動量が多い点はヴィンヤサヨガと似ていますが、実はヴィンヤサ(ポーズとポーズの間の動きの意)は、アシュタンガヨガのテクニックのうちの一つです。ビクラムヨガのように、アシュタンガヨガには規定のポーズがあります。
アシュタンガヨガは、ハタヨガやヴィンヤサヨガ経験者でない場合はおすすめしません。体力を必要とする難易度の高いポーズが多いため、ある程度ヨガのポーズに慣れている人が向いています。それでもチャレンジしたい?ならば、アシュタンガヨガのクラスにサインアップしてみてくださいね。
5.クンダリーニヨガ
意味: “気づきのヨガ”
クンダリーニヨガは、忙しい毎日の中で、瞑想や呼吸法を通して元気にポジティブに生活できる力を身に着けたい方に最適です。
クンダリーニヨガは、瞑想と呼吸法に重きを置いており、気づきのヨガともいわれます。深く自分と向き合うため、身体的だけでなく精神的な満足も得られるヨガです。
他のワークアウト要素のあるヨガをジムに例えるなら、クンダリーニは寺院だと言えるでしょう。クンダリーニーについて研究しているある機関によると、瞑想の主な効果は、内臓や神経系を刺激することで不安や悩みが軽減され、ストレスの解消につながります。
また呼吸法は有酸素運動として、腹部のダイエットに効果的です。
6. 陰ヨガ
意味: “静かで女性的なヨガ”
陰ヨガは、普段あまり運動をしていない方、筋力や柔軟性が低下している方や、心身の緊張をほぐしたい方に最適です。
どのスタイルのヨガよりもゆっくりと静かに取り組む陰ヨガ。ひとつひとつのポーズをキープする時間が長く、筋肉を内側からほぐしていきます。
クンダリーニヨガと同じように、陰ヨガはゆったりした動きと呼吸に重きを置いています。ひとつひとつのポーズは体の結合組織や関節を伸ばすためのもので、腰や背骨にトラブルがある方は、固まりがちな筋肉や股関節をほぐすことでリンパの巡りがよくなり、ストレス緩和や心身のリラックス効果が期待できます。
そして、肌ざわりの良さと伸縮性が大切なヨガウェアは、やわらかな竹布でできたBoodyアクティブコレクションがおすすめですよ。