自分が暮らす地域を、社会を、さらには世界をより良いものにしたい ― これは誰しもが願うこと。
もう Go Toトラベルを使って旅行をした方や、これから旅を計画される方もいるのではと思いますが、旅行は環境負荷の多いコトの一つです。でも、実は工夫次第でその負荷は減らすことが可能です。今日は、旅行中に実践できるちょっとした工夫を紹介していきたいと思います。
陸路で行こう
目的地と状況にもよりますが、旅の移動手段は飛行機ではなく陸路や船を使えば、より環境にやさしく移動することができます。
NAVITIME Travel なら現在地と目的地を入力したら、あらゆる交通手段を駆使して道順をはじき出してくれ、移動手段を考えるややこしい手間を一手に引き受けてくれます。飛行機の最後部座席の通路側の席(この席が好きな人がいたらごめんなさい!)に座っての移動では手に入らないオリジナルの旅を楽しんでみませんか?
飛行機に乗るならカーボンオフセットを
でもやっぱり飛行機での移動は避けられないという場合もありますよね。そんな時は、環境に配慮している航空会社を使えば大丈夫。飛行機で消費したCO2の影響を、別の方法で軽減できるようにするプログラムを用意している航空会社がたくさんあります。例えば日本の場合、日本航空や全日空では、カーボンオフセットプログラムに寄付すると、第三者機関による森林保全や再生可能エネルギーの推進、温室効果ガスの削減活動などに取り組むさまざまなプロジェクトに貢献することができます。
日本航空プレスリリース: 「JALカーボンオフセット」サービスを導入!
(海外編)ユナイテッド航空:カーボンオフセットプログラム
(海外編)カンタス航空:カーボンオフセットプログラム
旅先でも心づかいを
知らない土地を旅することはとても楽しいものですが、周囲への配慮は忘れたくないものです。普段と同じように、旅先でも、自分の食べるものがどうやって作られているかに興味を持ったり、肉を食べすぎないように気をつけたり、使い捨てのプラスチック製品を極力使わないようにすればいいだけです。そう、普段と同じように。
旅先のサステナビリティ(持続の可能性)に貢献しよう
旅先で新しい体験をしたり、その土地の文化に触れることは素晴らしい経験です。でも、時としてそういった経験がその土地の地域社会にいい影響を与えていない場合もあることを知っておきましょう。
例えば、事前に次のようなことに気を配れるといいでしょう。
・旅行会社や現地のツアー会社は野生動物や自然環境に配慮しているか
・収益はきちんと地域に還元されているか
・海外の場合は、現地ガイドはきちんとツアー会社に雇用されているか
旅先の地域経済に貢献しよう
私たちが旅先で積極的にできることをいくつかご紹介します。
・その地域の文化を保護するために伝統工芸品や民芸品を買ってみよう。量産のお土産品は他の国や地域で作られたものということもありますよ。
・ローカルフード(その土地のもの)を食べよう
・一つの地域に長く滞在して、旅行中はその地域をすみずみまで楽しもう。
よりよい旅は工夫次第。大切なのは環境や訪れた地域の人々への配慮。地域に負の影響を残さないようにしたいものです。立つ鳥跡を濁さずですね。