Boodyは、できるだけ自分が住む地域で買いものをして、カーボンフットプリント(二酸化炭素排出量)を減らすことに賛同しています。環境に負担をかけないことはもちろん、地域の活性化につながるこの素晴らしいアイデアを自信を持っておすすめしたいと思います。
1. カーボンフットプリント(二酸化炭素排出量)を減らす効果
地元で買いものをする利点の一つは、環境負荷が少ないということです。地元企業は地域の繁華街やショッピングセンターにショップを設けることが多く、移動の手間が省けるというメリットから、ユーザーは地域住民が多い傾向にあります。このことは、ユーザー層が広範囲に渡り過ぎたり、一部の狭い範囲に固まったりしない利点もあります。
また、徒歩や自転車で行ける範囲で買いものができるということは、車を使う必要がなく、散歩がてらに買いものをするなど、移動によって排出される二酸化炭素の量を削減することができます。
2. 地域経済を支える効果
自分が住む地域で買いものをすることで、あなたの買い物の売上げを直接地域に貢献させることができます。大型チェーン店や複合施設での買いものは、地域の小売店を衰退させてしまう原因になります。
3. 地域雇用を生み出す効果
地域ビジネスを支えることは、雇用を生み出し、地域経済の成長につながります。中小企業が自社の製品やサービスを消費者に届けるには人手が必要になり、消費者が地域で買いものをしたり、地域のサービスを利用すれば、その分雇用が生まれ、地域の財政が潤うことにつながります。
4. 個人と個人がつながる効果
個人経営ビジネスのメリットの一つは、理事会や株主ではなく、個人個人の手で運営されており、経営者はお互いを知り合うようになることです。家族経営の商店は、それぞれに店の歴史があり、あなたが住む地域の生い立ちもよく知っています。このような地域と消費者のつながりは大型チェーン店などでは見られません。
5. 素晴らしいカスタマーサービスに出会える
地域の小売店やサービス業を利用すると、とても親切で気持ちのいい対応に出会えることが多々あります。特に、店主や経営者、その家族と知り合いだったりすると、少し良い思いができることも珍しくありません。お客さまを大切にすることは、その店の繁盛につながります。一般的に、大型店の店員にはこのような少し特別のサービスを提供する権限がないので、地域の小売店と同じようなちょっと嬉しい経験をすることは難しいです。
6. 地域の非営利団体を支える効果
地元企業は、その地域に関連する非営利団体や慈善団体をサポートしていることが多く、地元で買いものをすることで、消費者はそれらの活動に間接的に協力することができます。大企業やチェーン店も慈善団体を支えていることはもちろんですが、もしあなたが自分の住む地域に貢献したいのであれば、地元の商店で買いものをすることは最善策になります。
7. 地域イノベーションを支えるのはあなたです
ローカルビジネスは、まさに創造性と革新の発信源です。どんなアイデアも最初はひとりの人間または小さな集団から生まれるものです。例えば、カフェやコーヒーに関するビジネスを見てみてください。新しいアイデアや工夫が楽しめるショップが常にオープンしていて、今後の展開が見逃せないビジネスです。
あなたがひいきにしている地元のあのショップは、もしかすると、将来ビッグビジネスを成す起業家の店かもしれませんよ。彼らの創造性と成長をサポートできるなんて素敵だと思いませんか?
8. 地域特性や特長づくりを促す効果
大型チェーン店が地域に画一的なサービスを提供する一方で、個人ビジネスはもっと顧客ニーズに合ったオリジナリティを発揮することができます。地元での買いものは、地域の個性や特長づくりを助け、大量生産品や利益追求型の企業が多い地域に新しい風を吹き込みます。
ユニークで個々の特長に満ちた活気ある店が立ち並ぶ通りや町は、地元の人々だけでなく、町を訪れる観光客にも素晴らしい印象と経験を提供します。日本国内でも海外でも、あなたが今までに訪れた印象的な町を思い出してみてください。きっと、個性と情熱に溢れるユニークな個人経営のショップの記憶が蘇ってくるはずです。