エシカルに暮らす人#1 「消耗品」から「大切なもの」へ。生き方が変化する心地いい暮らし。

エシカルに暮らす人#1 「消耗品」から「大切なもの」へ。生き方が変化する心地いい暮らし。

一口に「エシカルに暮らす」と言っても、そのライフスタイルはさまざま。比較的取り入れやすいエシカルアクションとして注目されているのが、プラスチックフリー・ナチュラルクリーニング・オーガニックライフあたりではないでしょうか?

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ものを大切にする心地いい暮らし
心地良さに驚くBOODY

BOODYのECサイトをご覧のみなさま、初めまして。
『エシカルなまいにち』というインスタグラムアカウントを運営しております、エシカルライフ研究家のRIRIKOと申します。

この度、ご縁があってBOODYのECサイトにてコラムを書かせていただくことになりました。エシカルやサスティナブルなライフスタイルを目指す人のご参考になれば嬉しいです。

さてさて、一口に「エシカルに暮らす」と言っても、そのライフスタイルはさまざま。比較的取り入れやすいエシカルアクションとして注目されているのが、

・プラスチックフリー
・ナチュラルクリーニング
・オーガニックライフ

あたりではないでしょうか?

マイボトルやマイカップを持ち歩くことで、ペットボトルの量を減らしたり、環境に負担のない洗剤を用いたり、地球の土を守るためにオーガニックの野菜を選ぶというライフスタイルは、エシカルを目指す人たちの間では定着しつつあります。

でも、実はもっともっと簡単にできるエシカルアクションがあります。それは「使い捨て」という概念を捨てるということ。

例えば、ティッシュやウェットティッシュやフローリングシート。更にビニール袋やラップや紙コップなどなど。一度使っただけで、ポイっとゴミ箱行きになるものの、なんと多いこと!

少し視線をズラしてみれば、生活必需品だけでなく、ファッションやそれにまつわるアンダーウェア類も「使い捨て」や「消耗品」という感覚を刷り込まれていることに気づきます。でも、それって本当にそうでしょうか?

飽きたら捨てる
少し汚れたら捨てる
いらなくなったら捨てる

だから大量にものが作られるその生産過程で、地球を汚そうが、どこかの国の誰かが犠牲になっていようが、自分の欲を満たすことができればそれで良いという選択肢には、そろそろ終止符を打ちたいところ。

だからこそ、身につけていて本当に心地よいと思えるものを選び、そのアイテムを心から大切にする。それが「エシカルに暮らす人」の目指す、心地よい暮らしのスタイルではないかと思うのです。

長いことアンダーウェア難民だった私が辿り着いたBOODY
竹は成長が早くてエシカルな素材

そんな時、BOODYの洋服を試す機会に恵まれました。身に纏った時、その心地よさはもちろん。エシカルな取り組みをする企業の体制に驚き「もう手放せないかも!」とインスタに綴ったところ大反響があったのです。

特に感動したのがアンダーウェア類。

というのも、長男を出産以来長い間アンダーウェア難民として暮らしてきた私は、自然素材のものなどをたくさん試してきました。でも、そういったアンダーウェアって、実はホールド力がないんですよね。

年齢的にもガチガチの補正下着なんかは、心地悪過ぎて苦しいし、だからと言ってホールド力のない天然素材のアンダーウェアは、重力に打ち勝つ力を失ったマイボディには辛い。さらに、アンダーウェアが傷むのは夏。年初に「いっせーので!」と取り替えたものが、汗ばむ季節を迎える初夏には、もうヨレッとしてくるので、なんだか見るのも悲しくなってしまうほど。

ところが、このBOODYのアンダーウェアはオーガニックバンブーからできたレーヨン生地で、ブラは締め付けがないからラクなのに、程よくホールドしてくれる実力。サラッとした素材なので、汗をかいても心地よく、ヨガやスポーツをする人に支持されるのも大きく納得です。

特に、ヒップをまぁるく包み込んでくれるショーツは、ガードル入らずでパンツスタイルをかっこよく見せてくれる。洗濯をくりかえしてもヨレっとしないので、身につけるたびに嬉しくなって気持ちも上がる心地よさなのです。

単なる消費者ではなく、一流の「生活者」に

手に入れたものを「消耗品」と捉えるのか「大切なもの」と捉えるのかで、生き方そのものが変わってくるように思えます。もの選びの基準が、これ「で」いいや。から、これ「が」いいな!に変化する。

すると洗濯の方法一つとっても、ショーツ一枚くらい手で洗ってみようかな?とか、きちんとネットに入れて、形を整えて干してみようかな?というふうに、暮らし方が変化していきます。

そこから、

「どうせ洗濯するなら、肌にも環境にも良い洗剤を使ってみよう!」
「環境について、少し学んでみようかな?」
「今、地球はこんなに大変なことになっているんだ!」
「他にも、無理せずにできるエシカルなアクションはないかな?」

なんて、芋づる式に発展していくと暮らしが軽やかにリズムを刻み始め、心楽しくなってきます。

そんな、自分自身の未来だけじゃなく、もしかしたら地球の明日を変えるかもしれないアクションが、エシカルなもの選びからはじまるかもしれない。それは、砂漠に水をまく。しかも一滴ほどの…。というアクションかもしれませんが、どんな大河も大きな海も、一滴の水からはじまるのだと思うのです。

世の中の関心は、これからもっとエシカルやサスティナブルにシフトしてゆくと思います。エシカルなふりをした商品(グリーンウォッシュと言います)が、これからきっとたくさん増えてくるでしょう。

私たちにできることは、きちんと見る目を養って、ものを選べる人になること。単なる消費者ではなく一流の生活者になることなのではないでしょうか?それがエシカルに暮らす人の、初めの一歩かもしれません。

紹介商品:シェイパーパッドブラ/ミディブリーフ


プロフィール

長男の誕生で自然育児に目覚めたのをきっかけに地球環境に関心を持ち、10年を超えるゆるエシカルライフを実践中。私にも地球にも「ちょっといい」をコンセプトに日々の暮らしでできるエシカルライフを発信中。プライベートでは3児+保護犬の母。